ハルケギニア南船北竜 第九十一話

少し寒さがが緩くなってきました
ありがたいことです

第九十一話「戦いの後」
目次

第九十一話「戦いの後」(軽量版)
目次(軽量版)


以下にお返事など↓
>モンティパイソンのアレと申したかw来年はレコンキスタの連中を聖なる手榴弾で吹き飛ばして、ウサギさんに首をクリティカルですなw
予算の都合で馬が用意できず、ココナッツをパカパカして進軍する7万のアルビオン兵!
その後タニアリージュ・ロワイヤルで「ヒリガル・サイトーン・アンド・ホーリー・オルゴール」が上演されるかもしれません

>まさかの時の!
ロマリア異端審問!
サブタイトルは「Nobody expects the Spanish inquisition!!」を翻訳サイトで仏語訳してハルケギニア風に手を加えたものです

ここで・・・

更新お疲れ様です。

アルドバリの指輪を使った兵士が早くも登場。
更に、ここで裏切り者リッシュモン高等法院長が動きますか。
この状況でリッシュモンを排除出来れば後が楽になるし、レコン・キスタの事が公になって面白い展開になりそうですが果して?

次話も楽しみです。

No title

ちょっと無茶すぎな展開じゃない?
完全な言いがかりで有力貴族を逮捕するなんて出来ないと思いますよ。
リッシュモンのような用心深い人間がこんな下策をしますかね?
主人公には、責任がなんちゃらとかしゃべらせてますけど、まったくうなずけませんね。

No title

高等法院だからリッシュモン、と言いたい所だが…多分、当人の指示じゃなくて
数多いる無能な取り巻き辺りの勇み足が過ぎる指示なんだろうな。

空海賊の襲撃を知っていなければこのタイミングで現れるのは不可能だから
レコン・キスタ内通者の関係者なのは確かだろうけど、諸所の事情を考えると
逮捕容疑内容に幾らなんでも無理がありすぎる。

何せ『公式的には』リシャールのフネに乗っていたのは『アン・ド・カペー』であり
危険に晒された筈のアンリエッタ姫は『王城で病に伏せている』訳だし。

No title

 空賊船の接近を許した航路警備担当者が処罰されるべきで、リシャールにはその権限が無かったのだから、寧ろ護衛をまっとうしたと賞されるのが普通のはず。どんな陰謀が動いているのやら。
 セルフィーユ領の元代官と其の共謀者辺りがレコン・キスタ(ガリア)に内通した結果かなぁとか勝手に想像していたりします

 3隻目のフリゲートですか。両用艦は河川貿易に便利ですよねぇ

No title

想像するに、内通者がいるらしいって事を上の方に報告されると面倒だからその前に口を封じてしまおうって
魂胆だと思うが果たして。その場合もちろん同行してた面子は同罪って事で全員処刑ってことになりますね。
目撃者を生かしとくわけにはいかんし。アンリエッタの耳には入ってるけど直接戦闘に参加したわけじゃないんだから
単なる責任逃れのためのでまかせって事にして上手く言いくるめてしまえば万事OK。

・・・まあ、さすがにそうなったらこの作品終わっちゃうからどっかでボロ出して自爆するとは思いますが。

No title

いくらなんでもこの展開はおかしいかと。

職務怠慢ということは、公式にアンリエッタ姫を守るという任務を与えられていなければならないですよね?

そんな任務は公式には一切受けてない以上、この展開は無茶がありすぎます。

これじゃあ、あまりにリシャールが報われないと思いますよ。

No title

リシャールは護衛の任務は達成しているのですけど?
襲撃の有無は別の人の責任です。


この理屈が通ると諸侯系貴族の叛乱祭りになるのでありえません。
それに、リシャールは半ば教会の人間なのでロマリアも刺激するかも。

No title

たしかに王政のもとで王女を危険に晒したらもう責任どうこうの理屈を超えて処罰になってもおかしくない。
まあ、もしそれでも今回の場合は内々に処罰したところを姫様あたりが恩赦を出して終わるだろうけど。

ただ、誰が何の意図があって逮捕したにせよ、この話を公にするのはまずいよね。アルビオンの方とも「アン・ド・カペー」がくるということで話を合わせてあったわけで、まずアルビオンの面子がつぶれかねない。場合によっては他の国から王族を秘密裏に送りこんで何かしていたとにらまれて、外交問題になる可能性もある。

・・・とここまで考えて思ったけどレコン・キスタ連中のたくらみならそれでもいいのか?

No title

面白かったです。
なんとかみんな無事に切り抜けられて一安心、と思ったら・・・はぁ!?なんでリシャールが捕まるの!?
姫様の同行って内密だったはずだし、あれ?いいのか騒ぎ立てるような事して?
リシャール本人よりも周囲の方々の反応の方が怖い気が・・・。
それでは次回も楽しみにしています。

アンアン


うーん、リシャールの逮捕……。

王家と配下との意志疎通が通っていない事が充分にわかるいいエピソードですね!

そもそも今のトリステインが存続していること自体が、中世ヨーロッパで考えると奇跡。

ブリミルの子孫ということだけで通っていますからね。

その上大きな戦争もないとくれば諸侯の力は王家を上回っていると言っていいでしょう。

その状況下で諸侯の反感をかうことは王家としてもなんとしても避けたい事態。

そして今回のリシャールの逮捕は明らかに不当。

まずアンリエッタが行くことは秘密で、行ったのは別名のアン・ド・カペー。
その上アルビオン空域で襲撃にあったのならばアルビオンとの外交にも響く上、リシャールの義父は“あの”ラ・ヴァリエール。
このラ・ヴァリエールが不味い。
公爵という高い地位の上、権力戦力申し分ない上に何より王家の血を引いている。
つまり、反乱を起こすには必要不可欠な大義名分を持っているわけです。

おごり高ぶり諸侯をないがしろにする堕落した王家を、正統たる我が血統が成敗する、みたいな。

勿論、貴族を使い捨てみたいな事をする現トリステイン王家に味方する貴族は居らず………あれ?これ反乱成功しちゃうんじゃね?

よしんば反乱を収めても、トリステインが西と東に分裂、ラ・ヴァリエール朝東トリステインなんてものが興る可能性は充分にあり得ますからね………。

オマケに言えばリシャールは聖堂騎士隊長、ロマリアを刺激しかねない。

ではどうすればいいかというと、リシャールには適当な労働を無償でやらせるのが適当。

例えば今やってる街道作りみたいなのを。

が、それでもリシャールの親戚たちが黙っているかは疑問。

今でさえ王家に文句を言ってもいいみたいなことを言ってますからね。

じゃあリシャールの訴訟を撤回するか?
それも不味い。

「ごっめーん。やっぱリシャール悪くなかったわwわり」

は貴族の信頼を無くすには充分過ぎる。

うーん、マジ王家つんでるな。

こうなったら

「あたしを危険に晒すなんて何考えてんのよ! アンタ最低! 大ッ嫌い! ア、アンタなんて伯爵になってもっと大きな土地を納めてもっと苦労すればいいんだわ! ……………守ってくれてありがと」

みたいなツンデレ風味にするぐらいしか方法は………w

しかしレコンキスタTUEEE……。

襲撃を成功してもメリット、失敗してもメリットとは……。やりますな。

続きが楽しみですw

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No title

いくらなんでも逮捕が早すぎw
高等法院は事前に襲撃を知ってたとか思われるぞw

護衛を命じられていた一介の近衛騎士とか艦長とかならまだしも、公爵家の外戚(というか次期当主筆頭候補)で王家の信頼厚い貴族(王族のお忍び任務を頼める)を事前の根回し無しにいきなり身柄拘束とか、結果として無罪放免でも関係各所に波紋が広がるとしか。

そうやって広がる波紋を考慮しての拙速なら、恐るべしだが・・・・

No title

お忍びの王女が襲撃されたなんて大問題だから、誰かが責任を取らなければならないんでしょうし、
だからこそ一見一番立場が弱そうなリシャールを生贄の羊にしようとしたんでしょうけど、
多分、これを画策した人は、まさかリシャールのバックにヴァリール公やマザリーニが居て、王女にも個人的に頼りにされてるなんて思ってもいないんだろうなぁ

尤も、指図したのがリッシュモンなら、それも把握した上でやってるのかもしれませんがw

No title

シェフィールドがリシャールを警戒していたとしても、ここまで安易に動かないだろうし
リッシュモンだって尻尾を出す行動しないはずなので違うかも?
(まぁ、助けて恩を売ろうとするかもしれないが・・・・・・)

となるとやはり、優秀で順風満帆に出世街道まっしぐらなリシャールが気に入らない下級貴族が動いたのか、
そう動くように裏で操っている黒幕がいるのか

まぁでも親族や縁のある人たちから批判の声が挙がるでしょう。


と言うか原作開始までに『地方都市セルフィーユ子爵家』は安定するのだろうか?

更新お疲れ様です。
今回の逮捕だけは流石に拙いです。

中世封建国家で有る以上、諸侯の力は国家と言っていいほどの独立性を持ったものです。その地方封建諸侯を正当な理由が在るならまだしも完全な不当逮捕をするとなると相当な波紋を呼びます。
これが単なる新興貴族なら、軽い処罰の上で釈放する事で各地の諸侯の不信感を強めて王権の凋落を招くだけでとりあえず収まりますが(十分拙いのですけど
よりによって王家の藩屏であるラ・ヴァリエール公爵家の次女の嫁ぎ先でその次期後継者と目されている人物。しかもその親族や後援者には数多くの有力諸侯が名を連ねている。更にはロマリアの教会組織にも半分属している身。
ラ・ヴァリエール家以下後援諸侯は勿論、他の諸侯も不当逮捕をここで許せば明日は我が身と思い動くでしょう。
また、当然に教会関係者に手を出されたロマリアも黙っているとは思えません。

以上を鑑みるとこんな気の逮捕劇はトリステイン王政府は自殺をした様なものになってしまいます。
最悪の場合は王権は地に落ち内乱祭りの始まりです。ラ・ヴァリエール公爵家という始祖の血統をひく旗印が居る以上、諸侯の叛乱のしやすさが段違いなので、アルビオン王国で反乱が起きる前にトリステインが反乱で崩壊するのが先になってしまいます。若しくは王家への不信感からレコン・キスタの誘いに乗った諸侯により同時期に反乱が起きかねません。
上手くいっても、アルビオンへの侵攻をする時に有力諸侯が軍を出さずに王家だけでする羽目に。当然王政府は王権が凋落してしまっている事から強く要請する事も出来ずに財政破綻します。

其れが解っていて尚、この手を打ったのであればその人物は相当の指し手でしょう。解っていなかったら典型的な無能な働き者です。
何れにしろ原作以上にトリステイン王国の状況は悪化して原作が始まりそう。リシャールが平和に暮らせる日は来るのか。

No title

これマザリー二がいってた「真に馬鹿なことをした」になりそうですねえ…
これ得するのはレコンキスタだけだよね
普通通らないことなのは皆さんいってますけどそれはあくまでトリスティン内部の話しですしガリアにしてみれば躊躇する理由もなし。
レコンキスタにしてみれば混乱してくれて内乱でも起これば万々歳ですね。
ちょいと人を送るだけで相当な混乱をおこせるし某狂王にしてみればそうとう面白いと思う。
諸侯が怒りを感じて疑心暗偽になったら下手すると原作のアルビオン状態にトリスティンがなりそう…
サイトもヴァリエール側だし完全に王政府が終わってしまった。
収めるとしたら王家を騙った罪で高等法院の首を差し出すぐらいしないとまずい…

No title

>MAS2 様
レコン・キスタが表に出るのはまだ少し先になります
しかしながら、シェフィールドの活動もガリア以外から見れば十分にレコン・キスタしています

>あき 様
リッシュモンならば、もうすこし用心深いかも知れません
ですが、アルビオン訛りの小者の出入りから正体が割れてしまった点も見逃せないところです

>無刃 様
単体の騎竜ならばもっと早く移動できますが、ラ・ロシェールから竜篭を使えば主人公帰着日の翌日には王都に知らせが行くとしています
そこで会議や手続きで一日費やしたとしてラ・ロシェールへの連絡にもう一日、逮捕はラ・ロシェール帰着の3日後+その翌日の昼過ぎですのでまだ余裕がある、と考えています

>てぃしぃ 様
鋭いところを…
トリステイン側の航路警備担当者については名前だけは出てきます
セルフィーユの元代官はいつ頃出せるやらのたれ死んでいるやら…

>GX9900 様
書き上げた今なので明かしますが、連座で逮捕された人もいます
アンリエッタの存在はこの一件の鍵ですね

>「」 様
トリステインが法治国家ではなく、尚かつ君主制でありながら君主不在で貴族の専横や腐敗が進んでいるという視点からはそれほど不自然ではないと作者は考えております

>むじな 様
航路警備の担当者を罰するにも会敵がアルビオンの領空内であり、トリステインはどうすればいいやら……
また王家に対する叛乱は、思想的な横槍が入らない限りないとも思います
始祖の血に成り代わって……となるとレコン・キスタですが、クロムウェルでさえ、偽りながら「虚無」を拠り所にしていました
代わりに貴族同士の内戦は可能性が高いかもしれません

>greenだよ 様
またも鋭い…
ご指摘の点は、アンリエッタのアルビオン渡航の理由からラストの落としどころに繋がっています

>日ノ本春也 様
続きは次話以降、「義父怒り心頭」「鶏の骨苦心惨憺」「姫殿下開花寸前」の三本立ててお送りしたいと思います
本人が怒らない理由は、あー、そんなものかなと呆れているのと、逮捕とか初めてでどうしたらいいんだろうと驚いているのが半々で、義父を信頼して妻子には危険がないだろうと確信している故であります

>an・an 様
ラ・ヴァリエール朝トリステインも魅力的ではありますが、さて…
また、主人公もラ・ヴァリエール公爵もマザリーニも、今のところ王家を見限っているわけではないので、しばらくは大丈夫かと思います
ただ、ブリミルの子孫というのは魔法に主軸を置くハルケギニア社会では実に重要かと思います
それから成功しても得、失敗しても得というシェフィールドの一手は実に頭を捻りました
電子機器全盛の今時はドラマでも見かけないかもしれませんが、時限爆弾の赤青コードのように、どちらかが正解だが間違えれば爆発、悩んでいても時間切れで爆発という選択肢を狭める展開はドキドキします

>このコメントは管理人のみ閲覧できます
心配していただいたようでありがとうございます
大凡お書きになられていることに近い理由で、主人公は逮捕されています
召喚ではなく逮捕としたのも、逮捕を目論んだ側が王権というジョーカーを盾にして逮捕からの交渉という搦め手が使えることを見越してのことです
作中ではその手前で別のジョーカーが発動しましたが…
また、作者よりも鋭い分析には脱帽しました
法治国家と人治国家の違いは流石に考慮していましたが、王権神授説にまで絡む内容は正直考えていませんでした

>「」 様
シェフィールドの成功しても得、失敗しても得という作戦勝ちであります

>「」 様
ラ・ヴァリエール公爵やマザリーニが何も言えなくなる状態に持っていこうとして……というあたりです

>蒼蛇 様
今後はともかく、シェフィールドは襲撃前、リシャールを意識していませんでした
以下は概ね当たっています

>会う人 様
キーポイントは、リシャールを逮捕しても後ろ盾をかわしてそれを押し通せる何かがある、という点であります
逆に言えば、その点をちょいとつついてやれば、リシャールの逮捕は無かったものになってしまうのですが…
原作までは約2年、トリステインの状況は、確かに厳しくなっていきそうです
登場時点でニューカッスル城オンリーになっていたアルビオンほどではないかもしれませんが、原作一桁巻の描写を見ると割に詰んでいますね

>「」 様
作中でちらりと明かしますがマザリーニのささやか且つ大胆な野望実現のために、リシャールはこれからも便利使いされていきます
マザリー二はリシャールとある種の「見えざる契約」を結んでいると思って貰ってよいかもしれません
もちろんマザリーニの野望はアンリエッタやリシャール、ラ・ヴァリエール公爵、ついでにウェールズ王子などに知られても一向に困ることのない野望ですので、リシャール逮捕の黒幕とかそういった立ち位置ではありません

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